鹿児島県の西部に位置する曽於市でお茶を栽培している又木さんの元を訪ねました。
SANでは「No.5 浅煎りほうじ茶」を取り扱わせていただいております。
又木さんの製茶工場。
活火山の桜島が近いので、刈り取った茶葉から積もった火山灰を洗うための機械が備えられていました。なかなか全国でも珍しい特殊な環境です。
我々が伺った11月には綺麗な茶の花が咲き、足元に藁を敷き詰める作業中でした。
茶畑の脇では生育中の品種「はるみどり」の幼木たちがすくすくと成長していました。来年から徐々に収穫できるようになるようです。
ほうじ茶の焙煎機。
茶葉の品種、部位毎(芽・葉・茎)に分け、それぞれに最適な火入れで焙煎を施した後にブレンドするという徹底ぶり。その手間ひまによって、独特の焙煎香が生み出されているのだと感心しました。
本来ならば春に成長し始めるのですが、暖冬の影響で新芽が動き出していました。来年の収穫まで無事に成長できますように。