私たちは新たなお茶との出会いを求めて、SANではこれまで取り扱いのなかった静岡県牧之原市の、高塚さんの茶畑を訪ねました。SANでは「No.7 和紅茶 くらさわ」を取り扱わせていただいております。
6 月 11 日、梅雨の晴れ間に訪れたその日、高塚さんはちょうど一番茶の製茶を終えたばかり。 その新茶を淹れていただきながら、番茶、煎茶、和紅茶、ウーロン茶など、畑の区画ごとに異なるロットを15種類ほど試飲させていただきました。その中からSANで扱わせていただくロットを吟味します。高塚さんいわく、2025年度は「上出来」とのこと。 うっすらと遠くに富士山が見えるその土地は、普段は霧が濃く、その気候が美味しい茶葉を育てているそうです。

静岡県は、日本でも有数の茶葉生産地であり、お茶の品種開発試験場や生産者育成学校もある、まさに“お茶の都” とも呼べる場所です。しかしSAN がこれまでに、静岡県のお茶農家さんとご縁がなかったのは、最盛期を支えてきたその産業構造の影響もあり、現在も大規模かつ大量生産型の栽培が主流。そのため、無農薬栽培は構造的に難しく、志すような小規模農家さんにはなかなか出会う機会がありませんでした。
